20歳以上の男女2058人を対象に相続に関する意識調査を行ったところ、相続が発生した際、出来る限り配偶者に残したい人が47.9%、出来る限り自分で使い切りたい人9.9%と併せるとできる限り夫婦で財産を使いたい人約6割という結果になりました。
理由として自分の財産は自分(および配偶者)で使いたいとの回答が多く、一方で相続争いの原因を作りたくないからという回答も約3割ありました。
一方、相続人(財産をもらう側)を対象に、相続で財産を期待しているかという問いに4人に1人が期待している、やや期待していると答えています。
また、相続でもめないと思うかという問いに、もめないと思う34.4%。たぶんもめないと思う48.1%となっています。
8割以上の人が相続に対し特に問題がないと考えているようです。
しかし、実際には家庭裁判所への相談件数は年々増加しており、1000万円以下の財産で争族となっています。
遺言書がなくても、もめないかもしれませんが、あった方が安心です。
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羅輝 (土曜日, 29 11月 2014 14:34)
多くの人は相続の事を余り深く考えていないんですね。
自分の親の相続問題で揉めたらそんな事はないんでしょうけどね。
1000万以下の額が係争になっているのは以外でした。
ka-ba (土曜日, 29 11月 2014 19:34)
羅輝様、コメントありがとうございます。
相続はお金持ちの人だけの問題と考えている方がほとんどですね。
争族にしないためには、元気なうちに遺言書を書いておくことです。