皆様は、フレイルという言葉をご存じですか?
先日、朝日新聞の記事で私は知りました。
要介護と健康の中間にある状態をフレイルと呼び、それを予防しようという考えがここ10年ほどで少しずつ広まっているようです。
日本老年医学会が1014年に出した提言は、75歳以上の多くはこの状態にあるとしています。
加齢とともに筋力が衰えた状態はサルコペニアと呼ばれます。
これに認知機能障害やうつなど心の問題、ひとり暮らし、経済的問題などが加わるとフレイルになりやすくなるようです。
国立長寿医療研究センターの荒井秀典副院長らの調査解析によると、熟睡感がなく目覚めが悪い人や、奥歯で噛めない人、地域活動をしない人は、そうでない人に比べてフレイルになりやすいとのことです。
荒井さんは、75歳以上の人は知らないうちにフレイルになっていることがある。だが、適切な対策をとれば健康な状態に戻る可能性はあり、寝たきりになるのを遅らせられることを知ってほしいと話す。
積極的に外へ出て、奥歯できちんと噛み、タンパク質をしっかりととり、健康寿命を一日でも長くしましょう。
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